★ふんどしコラム 01★
 
その1 「ふんどしリピーターの法則?」
 
  これまで見てきたように80年代後半〜90年代初頭にかけてデビューしたグラビアアイドルやAV女優にはふんどしを締めた人が非常に多いのですが、いろいろと調べていくうちにあることに気がつきます。
  それはなんと彼女達の中には「ふんどしリピーターがいる」のです!!
  例えばふんどしグラビアの先駆者・武田久美子は写真集「JUST A GIRL」での伝説的な草ふんどしカットの7年後、再び「レディ・カサブランカ」で黄色いスカーフをふんどし状に巻きつけています。
  水谷ケイはビデオ作品「花のおんな相撲」でまわし姿でキャットファイトを演じた後も写真集「THE BODY」で赤いエスニック柄のふんどしを締めています。同じく「花のおんな相撲」に出演した丘咲ひとみは写真集こそ発表していませんが、「Beppin」誌上やイメージビデオ「FALL IN LOVE」でもふんどし姿を披露しています。飯島愛は写真集「Tバックなんか、もういらない」の後も「コミックGUYS」のグラビアでふんどし姿を公開しています。また宮沢麻衣子は連続して2冊、木田彩水は3冊ものふんどし写真集を発表していますし、原千晶はクラリオンのキャンペーンポスターと写真集「TEARS」でそれぞれふんどしを締めています。
  このようなリピーターが存在する理由を推察すると、まず所属事務所やマネージャーの方針が考えられます。二番煎じとはいえ当時センセーショナルな話題を呼んだ宮沢りえにあやかってふんどしグラビアで売り出そうとしたのでしょう。
それに「あのりえちゃんだって締めてるんだから!」と言えば恥ずかしがる女の子を口説きやすかったのではないかと思われます。実はそれとも関係者に昔からのふんどしファンがいて、宮沢りえのカレンダーに心ひそかに喝采を送りつつ事務所の女の子に合法的にふんどしを締めさせたりしたのでしょうか?
  しかし一ふんどしファンとしては彼女達がふんどしを締めさせられるうちにその危険な魅力に目覚めてしまい、自発的に締めたのでは? と、つい夢想してしまいます。
(文責:はかせ。)
 
武田久美子の場合
原千晶の場合
   

写真集
「JUST A GIRL」
(1987)

 
写真集
「レディカサブランカ」
(1995)

クラリオン・
キャンペーンポスター(1994)
 

写真集「TEARS」(1995)
 
その2 「ふんどしの黒い噂?」
 
 91年に出た「ウワサを追いこせ!'91」という本にはふんどしグラビアにまつわる2つの興味深い都市伝説が取り上げられています。

「エグイ! 写真集で草のフンドシはいた武田久美子、
シリがカブレる」


「宮沢りえのフンドシが競売で5万円の高騰!」

 ・・・がそれです。武田久美子の場合はブツがブツだけにありそうな話ですが、宮沢りえに関する噂はなんとも物凄く、

「りえが締めていたフンドシが闇で競売にかけられて、恵比寿の歯科医が5万円で落札(中略)その歯科医が喜んで、毎日フンドシを締めていたところ、ある日首にからまって窒息死してしまったという。おおコワイ!! おまけにそのフンドシは呪いのフンドシとして今もヤミで売られているらしい。」

 ・・・というもの。あの撮影に使われたフンドシは紙製だったという話も聞くので、もし競売にかけられて誰かが落札したとしても、とても首を締めたりできる強度はなさそうですが・・・。しかしそんな話までがまことしやかに伝えられるほど、彼女達のふんどし姿が当時世間に与えた影響は大きかったということなのでしょう。

「ウワサを追いこせ!'91」
石丸元章/飛鳥新社刊

 
(文責:はかせ。)
 
   

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