★ふんどしコラム 02★
 
その3 「プロジェクトF・ふんどしグラビアを作った男達」


 
 
 
 
清水清太郎
(武田久美子)
山岸 伸
(水谷ケイ)
小沢忠恭
(河合あすか)
 
 ふんどしグラビアを撮った代表的カメラマンを挙げてみましょう。まず清水清太郎。武田久美子・杉浦幸・木原美智子・吉岡真由美といった傑作ふんどしを世に送り出し、スライド式ボトムでも相田寿美緒・財前直見を撮っています。先駆者であり実力・知名度ともにbPふんどしカメラマンではないでしょうか。
  金子恵美やDE・JAを手がけ、ブームが過ぎた後も水谷ケイ・久留須ゆみといった強力な傑作ふんどしを撮った山岸伸
  そして「Beppin」誌上に「風写真帳」を連載し、高見沢杏奈・藤本聖名子・牧本千幸・河合あすかといった美少女を撮り続け、スタイリスト・新井きいちとのコンビで過激な変形ふんどしを生み出した小沢忠恭。彼に敬意を表して当美術館ではこの変則ふんどしを「忠恭ふんどし」と呼びたいと思います。
  同じく英知出版の「Beppin」誌上で数多くのふんどしを手がけた岡克己も印象的です。写真集の点数は少ないですが、宮沢麻衣子・丘咲ひとみ・藤村小枝・高樹麻世・北岡夢子らを撮っています。
  点数は多くないものの、野性味あふれるエスニック柄ふんどしの原千晶や変形ふんどしの影山莉菜・あいだももを撮った藪下修
 
 
 
 
 
岡 克己
(宮沢麻衣子)
藪下 修
(あいだもも)
馬場ひろし
(野本春香)
 
  最近のカメラマンでは名波はるかのローライズ赤ふん、藤川京子・納見佳容の縄ふんどし、春香の草ふんどし等を手がけ、「着エロ仕掛人」として業界を席巻する小塚毅之。野本春香(春香)に革ヒモふんどしを締めさせた馬場ひろし、藤原七虹(ななこ)の浴衣の下から覗く手拭い製六尺ふんチラと越中の入浴濡れ透けという画期的なアイデアを実現した横山こうじが挙げられるでしょう。
 
 
 
 
 
横山こうじ
(藤原七虹)
大川定夫
(盛本真理子)
大谷克己
(杉本里絵)
 
 1人しか手がけていないものの、忘れられないふんどしを撮ったカメラマンもいます。筆頭はなんといっても全ての始まりといえる宮沢りえのふんどしを撮った石倉和夫。過激さでは1,2を争う荻野慶子の変形ふんどしを撮った長内昌利。極細幅のエスニック柄六尺で強烈なインパクトを残した盛本真理子の大川定夫。杉本里絵のぎっちりと締め込まれた六尺に肉迫した大谷克己
  パルコの広告で可憐な外人女性のふんどし姿を撮って新しいふんどしグラビアの地平を切り拓いたアルベルト・デロルト。木田彩水のふんどしカットを大量に撮った大田和也など、枚挙に暇がありません。
 
 しかしその陰でふんどしグラビアを世に出すために尽力したであろう事務所のマネージャー、グラビアを掲載した雑誌の編集者、そしてスタイリストの方々を忘れるべきではありません。むしろ、こうしたあまり表に名前の出ない方々の地道な努力があってこそ数多くのふんどしグラビアが生み出されたのです。
  特にスタイリストはふんどしの調達・加工から締め方までタッチする大変重要な役どころです。スタイリストには女性が多いのも特徴です。女性のデリケートな部分に密着するふんどしに関わるのですから、それも当然でしょう。知識不足からか中には怪しい締め方のものもありますが、 この素敵なふんどし群を創造したスタイリスト達の業績は当美術館でも今後もっと調査研究していきたいと思います。ここのタイトルを「男達」としましたが、実はその男達の夢・ふんどしグラビアを陰で支えていたのは女性達でもあったのです。
(文責:はかせ。)


動画 アダルト動画 ライブチャット