★ふんどしコラム 03★ |
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その4 「ブーム時に書かれた官能小説を発見!」 |
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佳奈淳が1993年に発表した「義母二十八歳・性隷生活」は我々ふんどしファンにとって大変興味深い内容の官能小説です。 主人公・彩水(あやみ)は28歳の人妻。夫は美術商でヨーロッパと日本を往復しているため、あまり家にいません。彩水は大学に通う義理の娘・りえの素行が悪くなっていくのを気にしています。だがりえは、実は300万円の借金を抱えていてビキニパブ「ソシエール」のオーナーに働かされていたのです。 その借金を肩代わりした彩水はきわどい水着をつけて「ソシエール」で働くことになります。もちろんお約束の展開で、彩水はそこで調教され、ひたすらマゾ奴隷へと堕ちていきます。 主な調教シーンでは赤褌を締めさせられた彩水が四つんばいのまま這い回るところを撮影されたり、雨の降る中を紫の褌一丁でパブの宣伝チラシを配らせられたりします。 定番ともいえる彩水の恥ずかしいふんどし姿への言葉責めもあります。 |
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「義母二十八歳・ 性隷生活」 佳奈淳/フランス書院 |
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勘のいい方ならもうお気づきかもしれませんが、多分、主人公の名前・彩水は当美術館認定・影のふんどしクイーンこと「木田彩水」から。義娘のりえはもちろんあの「宮沢りえ」。それになんといっても、りえの兄・貴司のネーミングがそれを裏付けます。これは当時、宮沢りえと交際宣言〜婚約破棄で時の話題をさらった貴花田こと「貴花田光司」からでしょう。これは明らかに作者が当時のふんどしブームに触発されて書いた作品であることに間違いありません! 重版がかからなかったのか、古本屋さんでもあまり見かけないのですが 、もし機会があったら皆さんにもご一読をオススメしておきます。 |
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(文責:はかせ。) |
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その5 「ふんどしCD」 |
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筆者のように重度のふんどし少女中毒患者になると女性に「ふんどし」という単語を言ってもらうだけで十分萌えたりしますが、実際なかなかそういう機会には恵まれません。 |
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大四喜(1999)/宮村 優子 ビクター VICL-60445 |
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(文責・はかせ。) |
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