★ふんどしコラム 22★ |
その25 「小説で楽しむ女ふんどし時代劇」 |
ふんどしくノ一・ふんどし女剣士が登場する小説を集めてみました。精緻な描写でふんどしのエロスをじっくりと楽しめる小説は視覚的刺激のある映像作品とはまた違い、色々と想像力を刺激してくれます。 |
大利根柔肌草紙 花巻京太郎 64/7/20初版 あまとりあ社 『花巻京太郎』とは団鬼六の前PN。内容は作者お得意の女侠客ネタ。ヒロインお豊の妹・お光がヤクザの飯岡一家に捕らわれて若衆・京之助と下着交換をさせられ、白い六尺褌一丁で引き回されるシーンあり。 お光(白の六尺褌) |
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妖奇まんだら秘帖 潮一樹 64/12/1初版 あまとりあ社 ふんどしくノ一が登場する伝奇官能時代劇。浪人・朱雀天膳 に捕らわれた伊賀忍者・小夜は両手を頭の上で縛られたまま伊賀袴を引きずり下ろされ、ふんどしを締 めた股間を見られてしまう。その後もふんどし一丁の姿のまま片手片足ずつ縛られ たり海老責めをくらったりするのが最高! 小日向一夢のふんどし挿絵1点あり。 伊賀女忍者・小夜(下帯) |
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忍法東海軍略 万里小路昆 69/3/10初版 耽美館 兄・英之助を探して若衆姿で旅するお葉が東海軍略を探す隠密と間違われて捕らわれ、様々な拷問を受ける。鬼頭暁描くところの白い下帯一丁で縛られているお葉のイラスト3点、他にも着物を脱がされているイラストもあり、男装萌えにはたまらない内容。 若衆・葉之助(お葉)(白い下帯) |
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剣花無慙旅 万里小路昆 69/6/10初版 耽美館 男装の女股旅・お幸が登場、主人公の才賀又四郎に父の仇を討ってもらうかわりに七十両と自らの身体を差し出す。白木綿の股引を脱がされると下帯を締めていたというのがわかるシーンあり。 お幸(下帯) |
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野獣剣士
万里小路崑 71/11/25初版 あまとりあ社 ヒロインお竜は、渡世人・荒神の仁兵衛の娘。赤虎の源十一家との出入りの際には白六尺を締めて気合を入れる。捕らわれて股引を引きずり下ろされてふんどし姿をさらされたり、緋の六尺を締め上げられてふんどし責めをされたりと見せ場が多い名作。木俣清史(小日向一夢の変名)の描く挿絵にも1点ふんどしアリ。 お竜(白六尺・緋六尺) |
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戦国秘曲 信玄と女 早乙女貢 08/1/15初版 大和書房 発売は2008年だが、本編は1987〜88年まで東京スポーツに連載された作品を加筆修正したもの。信玄配下のくノ一・小菊が男装し、『菊弥』と名乗って上杉謙信に近づくものの正体がバレて殺されるというくだりがあるが、小菊は男のように下帯を締めていると明記されている。安易に腰巻などさせないところはさすが早乙女貢! くノ一・小菊(下帯) |
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かくれさと苦界行 隆慶一郎 90/9/25初版 新潮社 後水尾天皇の遺児で宮本武蔵から二天一流を受け継いだ松永誠一郎が主人公のシリーズ第2作。誠一郎の敵・柳生義仙が誠一郎との戦いに敗れ、海女たちに命を救われる。三十二歳の海女きぬが海中で鮫に襲われるシーンでは白ふんどしを解いてサメに与えるという描写アリ。 ふんどし海女・おきぬ(白六尺) |
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武家女の誇り 北川右京 11/4/25初版 フランス書院 ヒロイン・加世の義理の妹である美鈴は髪を後ろで縛った十八歳の女剣客。人質をとられて公開ストリップをさせられ、恥じらいながらも女下帯を脱ぎ捨てるという描写が2回ある。ストーリー後半では実の兄・琢磨との交合を強要され、遂には中出しされるなど見どころが多い。 女剣士・坂巻美鈴(女下帯) |
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