★ふんどしコラム 23★
 
その26 「艶剣客シリーズの魅力」
 
八神淳一「艶剣客」は画期的作品でした。ヒロインの女剣士の下着をふんどしにして毎回ふんどし的見どころを作り、さらに仲間のふんどし女剣士や敵のふんどしくノ一が登場するという素晴らしいスタイル。今までありそうでなかった、まさにこんな官能時代小説が読みたかった!という筆者狂喜乱舞の好シリーズなのです!!  本作品の影響で、官能時代小説の世界にふんどし女剣士ブームがやってきたという点でも特筆物です。
 
  艶剣客 八神淳一 09/2/12初版 竹書房

シリーズ第1作。隠れお庭番であるヒロインの冴島凜、妹の結衣、2人の母であるくノ一・弥生は女下帯を締めており、作を追うごとにふんどしシーンが充実してきて楽しめる。本作では「まだまだ」といった感も強いが、人質をとられた凜が浪人者の前でストリップをさせられ、さらしと女下帯をさらすシーンが良い。

隠れお庭番・冴島凜(女下帯)
     
  艶剣客 妖忍の里 八神淳一 09/5/15初版 竹書房

シリーズ第2作。本作では凜の妹・結衣が登場、彼女も女下帯を締めているのでふんどしキャラが倍になった。ふんどし描写はまだ地味だが、主人公の弥三郎の前で凜が全裸になり、女下帯をつけてから忍び装束に着替えるシーンが良い。

隠れお庭番・冴島凜(女下帯)  隠れお庭番・冴島結衣(女下帯)
     
  艶剣客 姦計の城下 八神淳一 09/7/14初版 竹書房

シリーズ第3作。本作あたりからふんどし描写が充実してくる。結衣が敵に捕まって着物を脱がされて女下帯を切り落とされたり、凜がさらしと女下帯だけで馬に乗って駆け出したり、そのままの姿で戦ったりする。うーん、実写で見てみたい!

隠れお庭番・冴島凜(女下帯)  隠れお庭番・冴島結衣(女下帯)
     
  艶剣客 色見世の宿 八神淳一 09/11/12初版 竹書房

シリーズ第4作。井戸に落ちた凜が這い上がるために女下帯だけになってよじ登るシーンが良い。捕らわれた凜と結衣がふんどし一丁(凜・黒褌/結衣・赤褌)で獣縛りに手足を縛られ、棒にくくられて街道を運ばれるシーンが素晴らしい!!

隠れお庭番・冴島凜(黒褌)  隠れお庭番・冴島結衣(赤褌)
甲賀くノ一・椿(赤褌)
     
  艶剣客 真冬の華 八神淳一 10/01/14初版 竹書房

シリーズ第5作。本作の見どころは3つ。袴を脱ぎ捨てて着流し姿になった凜が縄梯子を降りるところを下から見上げるふんチラ描写。凜と結衣がさらしと女下帯だけの姿で夜明けの江戸の町を走るシーン。そして女下帯一丁のチャンバラ。今後はふんどしの解き方や染み描写などが充実するとなお良いと思う。

隠れお庭番・冴島凜(女下帯)  隠れお庭番・冴島結衣(女下帯)
     
  艶剣客 ほむらの柔肌 八神淳一 10/3/12初版 竹書房

シリーズ第6作。本作では凜が女下帯一枚の姿で素振りをしたり滝に打たれたり、小袖ごと女下帯を切り落とされて下半身丸出しでチャンバラするのが見どころ。凜の母・弥生も敵に捕まって着物を脱がされ、女下帯をさらすシーンがある。是非実写化して女優さんに演じて欲しい萌えシーンです。

隠れお庭番・冴島凜(女下帯)  隠れお庭番・冴島結衣(女下帯)
お庭番・弥生(女下帯)
     
  艶剣客 姫泣きの都 八神淳一 10/5/14初版 竹書房

シリーズ第7作。本作の白眉は、ヒロインの冴島凜がふんどし海女に化けた敵くノ一とふんどし一丁の姿で死闘を演じ、くノ一の赤ふんを解いてそれを使って絞め落とすというくだり。明らかに「かすみ」8作目の辰巳ゆいを見て思いついたであろうシチュ エーションに思わずニヤリ。

隠れお庭番・冴島凜(女下帯)  隠れお庭番・冴島結衣(女下帯)
敵くノ一・(赤い女下帯)
     
  艶剣客 異人館の虜 八神淳一 10/7/12初版 竹書房

シリーズ第8作。しばらくふんどし描写が好調だったのだが、本作では再びおとなしくなってしまい残念無念。前作から登場した仲間の新藤深雪に少々ふんどし描写がある程度。次作に期待したい。

隠れお庭番・冴島凜(女下帯)  隠れお庭番・冴島結衣(女下帯)
隠れお庭番・新藤深雪(女下帯)
     
  艶剣客 傀儡の女 八神淳一 10/10/12初版 竹書房

シリーズ第9作。凜と結衣のからみで一応ふんどし描写があるものの、本作もおとなしめ。ふんどし的にはお勧めしかねる出来。

隠れお庭番・冴島凜(女下帯)  隠れお庭番・冴島結衣(女下帯)
     
  艶剣客 傾国の秘香 八神淳一 10/12/10初版 竹書房

シリーズ第10作は再びふんどし描写が充実。記憶をなくしてふんどし海女となっていた沙羅のまぐわい、新藤深雪のストリップ、豪商・文左衛門に冴島凛が女下帯を解かれる、文左衛門に借りた二本の手拭で凜が即席のふんどしを締めてチャンバラするなどバラエティに富んでいる。恥じらい・染み・締める描写は大事です。

隠れお庭番・冴島凜(女下帯)  隠れお庭番・新藤深雪(真紅の女下帯)
ふんどし海女・牡丹(くノ一沙羅・小さな褌)
     
  艶剣客 散華のほとり 八神淳一 11/2/12初版 竹書房

シリーズ第11作。主なふんどし描写は4つほど。幻斎を誘惑するため凜が牢の前でストリップするシーン、伊賀の忍び・詩織が幻斎に処女を奪われるシーン、捕らわれた弥生が文左衛門に下帯をはずされるシーン、宗春の前で詩織がストリップするシーン。個々のシーンは淡白だがそれなりに楽しめる。

隠れお庭番・冴島凜(女下帯)  お庭番・弥生(女下帯)
伊賀忍者・詩織(女下帯)
     
  艶剣客 女隠しの山 八神淳一 11/4/12初版 竹書房

シリーズ第12作。前作で倒した幻斎の子供である双子姉弟、妖妃と鬼丸が冴島凜を隠れ里に拉致して調教するというストーリー。以下の3人が締めているが、あまり目立った描写はない。

隠れお庭番・冴島凜(女下帯)  隠れお庭番・弥生(女下帯)
甲賀隠れ里くノ一・妖妃(女下帯)
     
  艶剣客 肉縁の塔 八神淳一 11/6/13初版 竹書房

シリーズ第13作。冴島凜と花魁・夕顔とのまぐわい、母の弥生と2人で全裸逆さ吊りにされるなど珍しいシーンがあるが、目立ったふんどし描写はない。夕顔を連れて脱出する際に凜が着物を脱ぎ捨てさらし&女下帯だけになり、その着物で飛んでくる矢をはたき落とすシーンくらい。

隠れお庭番・冴島凜(女下帯)  甲賀隠れ里くノ一・妖妃(女下帯)
     
  艶剣客 みだれる潮騒 八神淳一 11/8/12初版 竹書房

シリーズ第14作。ストーリーが大詰めを迎えているせいか本作にも目立ったふんどし描写がなく残念。はっきり「女下帯を締めている」という記述があるのは以下の3人。

隠れお庭番・冴島凜(女下帯)  隠れお庭番・新藤深雪(女下帯)
お庭番・紅(女下帯)
     
  艶剣客 果てのふたり 八神淳一 11/10/12初版 竹書房

シリーズ最終作。前巻に引き続きふんどし描写は控えめだが、敵の前で着物を脱ぎ捨ててさらしと女下帯だけの姿をさらすというシーンが凜で3回、結衣で1回もある。 今回はなぜか敵役のくノ一・妖妃が下帯を締めていないのが大変惜しい。

隠れお庭番・冴島凜(女下帯) 隠れお庭番・冴島結衣(女下帯)
     
 
 

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